全統マーク模試

今日は全統マーク模試でした。いやぁ、朝八時半から夜八時半ってのは疲れた。 で、こんなに遅くなったのには訳があります。今年度からセンター試験ではリスニングテストが行われることに正式に決定しました。これを受けて、各予備校も専用のメモリープレーヤを人数分購入してそれを使ってテストをやるらしいのですが、まぁ予想通りトラブルが起きて、大混乱だった訳です。
問題となったのがその装置の仕組み。確かに一斉スピーカーでやるより平等なのですが、やはりメカオタクにとっては「恰好の獲物」でしかない訳です。そのため、最小限のボタン、機能しか乗せていなく、また、一度聞いたらもう聞けない様になってる訳です。そう、一回しか使えないこの機械、やり直しがきかないのです。 僕の教室でもそれは起きました。担当監督がプレーヤーの取扱に気をとられ、問題用紙を配るのを忘れたのです。再生された音声は「選択肢は音声『ではなく』問題用紙に記載されています」と、ご丁寧に知らせてくれ、それで教室は大爆笑。監督はそこでミスに気付き大慌て。イヤホンをとらせ、電源を切らせたものの時既におそし。結局、昼休みとリスニングを逆にし対応に追われたのでした。(幸いプレーヤの予備がありテストはそれを使って無事行われたのでした)

しかし、模試のプロである予備校ですらこうなのだから、本番は大丈夫である訳がないように思うのですが、どうでしょうか。

ちなみに、プレーヤの規格はおそらくメモリースティック記憶媒体にするタイプのMP3プレーヤが元になっていそうな感じ。マジックゲートのロゴがある辺り、大学入試センターソニー製のものを採用するのでしょう。外部にあるボタンは「電源、確認、再生、音量」のみで、電源を入れ、まず、確認ボタンを押すと、アナウンスと長めの会話が流れてきます。それを聞いて、音量の調節をし、2分ほどでイヤホンをとれという指示が聞こえてきます。そのあと、試験官のゴーサインと共に今度は再生ボタンを押してリスニングスタートって感じです。再生中はプレーヤのLEDが点滅して、異常がないかを知らせています。おわったら、電源を切っておしまいです。
因みに関係ない部分のリスニングは内容まで聞かない方がいいですよ。例の如く、日本大好きの外人の会話ですから(苦笑)

と、こんな説明で終わる訳がないと。

耳だけの判断なので、何とも言えませんが、音質について言えば「ひどい」の一言。おそらく46Kbpsか、よくても64ってところです。それで、三十分ほどということを考えると使われているメモリースティックはおそらく32MBってところでしょうか。まぁ、ひょっとして、16でも充分納得な感じでした。なので、センター試験テロを考えている人は(多分いないけど)一度マーク模試を受けるといいかも知れません。

って内容の日記を日曜にUPする予定だったw